IBでは、グローバルな視野をもつ人間の育成を掲げています。具体的に、どのような人間に育って欲しいという思いは、明確な学習者像(Learner Profile)として提示されており、学びを通じて次のような理想な人間になることが求められています。

― 探究する人(Inquirer)
― 知識のある人(Knowledgeable)
― 考える人(Thinkers)
― コミュニケーションできる人(Communicators)
― 正義感のある人(Principal)
― 心をひらく人(Open-minded)
― 思いやりのある人(Caring)
― 挑戦する人(Risk-takers)
― バランスのとれた人(Balanced)
― 振り返ることのできる人(Reflective)

上記の中でひとつを取り上げるとすれば、これからの時代において挑戦する人(Risk-takers)になることは、複雑な現代的課題に立ち向かう上で重要なことでしょう。これまでに「正しい」と考えられていたことに対して敢えて疑問を投げかけてみる勇気こそが、IBの学習には必要です。言葉では簡単に言えますが、実際に自分の間違いを発見することにはかなりの抵抗を感じるかもしれません。それは、長年に渡って形成してきた自己の知識を否定することであり、その枠組みを大きく壊すものかもしれません。一方で、その見直しの必要性を感じる学習者自身もいることでしょう。しかし、そのような葛藤を乗り越えて、知識の探究のためにこれまでの考えを改め直してみる姿勢こそが今の時代には必要です。様々な価値観が交差するグローバルな社会の中で、既存の考えの間違えを受け入れ、どのように修正していくのか。その学びのプロセスは、どの学問分野にも通じるものでしょう。その要の学習こそが、TOKでの学びになります。

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