近年になって、日本国内においてグローバルな人材を育成していくという観点から、国際バカロレア教育(以下「IBプログラム」という)への関心が高まっています。それは、学校教育としての関心にとどまらず、生涯学習の観点からも注目されています。

IBプログラムを端的に述べるのであれば、国際基準の教育カリキュラムといえるでしょう。それぞれの国には、自国の学習指導要領がありますが、IBプログラムはその国の垣根を越えた国際標準の教育カリキュラムの構築を目的としています。

現代的な課題がボーダレス化して複雑化していく中で、自国の問題としてとらえるだけでなく、地球規模の視野を持って物事を見据えていく必要があります。その前提としても、人々の多様な文化への理解と尊重する態度の涵養は重要であり、地球市民として平和な世界を築いていくことのできる人間を育てていくことに、教育は真剣に取り組まなければなりません。

そのためにも、これまでの教育の在り方を再点検して、これからの時代を生きる子どもにとって、どのような学びが求められてくるのかを教育に携わる者として考えなければならない時期に来ていると言えるでしょう。

このESN研究会では、IB・DPプログラムのコア科目「TOK」への理解を軸として、これからの学びの在り方を皆さんと一緒に考えていくコミュニティーを形成していきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

小澤 大心

広告